ボーイング787 今後 [ニュースより]
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1月16日のANAのボーイング787型機
(ドリームライナー)が
高松空港で緊急着陸し、スロープで脱出したという事故が
ありました。
怪我された方は出てしまったものの
もし異常に気付いたのが、緊急着陸できないような
はるか上空だったら
もっと恐ろしい大惨事となっていたと思います。
今回の事故のみでなく この新型旅客機ボーイング787については
トラブルが相次いでおり
上の記事にあるように、アメリカ航空局の指示により
18日(今日)の朝までに全航空会社が
運行を停止しました。
JALとANAの今後の運行の見通しについては
各社のホームページで確認することができます。
欠航する便も多いですが、機材を変更して運行する便も
あるようです。
原因の究明や 事故の詳しい考察については
今後、専門家の方々に尽力していただきたいと思います。
ボーイング787型機は、機体構造の50%に金属ではなく
炭素繊維複合材を使用しています。
またその他にも、設計・組立の段階で
材料を大幅に削減したり
エンジンの効率をアップさせたりと
最先端のテクノロジーを駆使し
燃料効率は現行のものより 20%も向上させたそうです。
新しい技術や新しい製品、
新しいサービスというのは
とても魅力的で、良い側面が目立ちます。
しかし 従来のものとは異なる方法で
利益を得ようとしている場合が多いですから
伴うリスクを予測し 十分に検証するべきですね。
もちろん、開発者の方々は
私などに言われるまでもなく
常々そういったことを考えてらっしゃるとは思いますが…
今回これだけのトラブルが発生してしまったということは
真摯に受け止める必要があり
原因を突き詰めて、今後の対策・改善に
努めていただきたいですね。
そして、もっと良い飛行機になるといいですね。
ボーイングジャパンのホームページで
今回のトラブルに関するボーイングの会長、社長兼CEOの
ステートメントが読めます。
http://www.boeing.jp/
もちろん謝罪はされていますが、
自社の製品に対してプライドをもっているんだなということも
よくわかります。
ただ平謝りでなく、製品に対する誇りがあるというのを
言ってくれた方が
利用者も安心感をもって乗れるような気がします。
2013-01-18 09:54
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